レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)の飼育方法について。

雑記

レオパードゲッコー(和名:ヒョウモントカゲモドキ)の飼育方法についてのお話し

本日は兄の家の同居人、レオパードゲッコー(和名:ヒョウモントカゲモドキ)の飼育方法についての記事になります。
尚、大人個体の飼育方法についての記載になりますのでご了承ください。

え?
爬虫類って飼育のハードル高くないかですって?
いやいやいや。全然そんなことないです。
用意するものは必要ですが勉強すればそこまで大変じゃないですよ。
それにワンちゃん、猫ちゃんの方が実は餌を用意する頻度であったり、ワンちゃんなら散歩に行ったりしなければならないと考えると小型爬虫類の飼育は実はハードルが低かったりします。

仕事で忙しくペットを飼いたいけれども、
御飯を用意できない。
散歩することができない。。。
等を考えているソコの貴女!(いきなり失礼な物言いスミマセン。。。)
にお勧めなペットだと思います。

爬虫類可愛いですよ。
某動画で
『爬虫類 可愛い』
で検索してみてください。
可愛い動画が沢山出てくるかと思います。
そして魅了されましたら飼育を考えてみましょう。


★★★それではこれより本題を始めさせていただきます。

レオパードゲッコー(和名:ヒョウモントカゲモドキ)のプロフィール

【まずはプロフィール】
学名:Eublepharis macularius
英名:Leopard Gecko(レオパードゲッコー)
和名:ヒョウモントカゲモドキ
分布:中央アジア~西アジア
全長:20~25㎝くらい(小さい!!! 可愛い!!!)
体重:60g前後(とっても軽い!!! 可愛い!!!)
寿命:飼育下では10年以上

生体購入でみるべき、確認すべきポイント

【購入する個体について参考になれば】
初めて飼育される方は以下のポイントをみてみましょう。

・恥ずかしがり屋ではないか
これは率直にいえば神経が図太いかどうかをみましょう。といった意味合いです。
爬虫類は繊細な子が多いです。
なのですぐに隠れる子よりもじっと姿をさらしていたりするこの方が新しい環境に移し替えたとき元気だったりすると思います(主観です)。

・痩せすぎていないか
これも率直にいうと図太いかどうかに直結します。
繰り返しますが爬虫類は本当に繊細な子が多いのです。
気に入らなかったり、新しい環境になれなかったりすると拒食(ご飯を食べない)という状態になる子がいます。
なのでふくよかな子を探しましょう。

・怪我がないか、皮膚に異常がないか、四肢が曲がっていないか
これもとっても大事ですね。傷があると雑菌で感染症の危険性はあがりますし、
皮膚に異常がある子は病気に感染している恐れがあります。
また四肢がまがっていると骨に異常がある場合があります。
この個体を飼いたい!と思っても初心者であるのであればやめておきましょう。

・脱皮不全がないかチェック
レオパードゲッコーは脱皮します。
その脱皮がうまくいっていない子にも注意を払いましょう。
脱皮不全がみられる個体は悪い環境で飼育されていた可能性があります。
※たまたまな可能性もあります。参考までです。

・餌は何を与えていたのかチェック
虫をメインに食べていたのか、
人工フードを食べていたのかを要確認です。
家に迎えいれたばかりの頃は、同じ餌を与えて環境になれさせましょう。
また虫が苦手な人は人工フードをメインに食べていた子を迎えると良いと思います。
※生きている虫が一番反応がよかったりします。


※初めての飼育であるならばある程度育った個体を飼いましょう。
ベビーが売られていることは少ないですが、大人個体が良いです。

飼育道具について

【飼育に必要な機材】
・飼育ケージ
こじんまりとしたものよりかはゆったりとした暮らしやすいサイズが良いです。
広いケージの方がけっこう動き回ります。
それと脱走しずらく、空気のこもらないものが良いかと思われます。

・保温器具
爬虫類専用のヒーターを使いましょう。

・温湿度計
爬虫類にとって温度湿度の管理は特に重要ですので用意しましょう。

・床材
保湿効果が高いものがおススメです。
また誤飲しても排泄(排出)しやすい床材がおススメです。

・シェルター
シェルターは隠れ家です。
爬虫類が休息を取りやすいものをとりいれましょう。
湿度が保ちやすいウェットシェルターがおススメです。

・水入れ
水分補給に役立ちます。
溺れないような底が浅いものを用意しましょう。

※あると便利な物
ピンセット:虫をつかんだり等に使用します。レオパードゲッコーをつまむことはしないでください。

霧吹き:湿度調整に使えます。注意として保温機材にはかからないようにしましょう。壊れます。

底が深いスプーン等:糞を取り除くのに使えます。

飼育環境とポイント

【飼育のポイント】
・ケージ内の温度について
高温の場所と低温の場所を作る必要があります。
爬虫類は変温動物なので体温は環境温に左右されます。
なので寒い時、暑い時に自分で移動して調節できるようにしてあげましょう。
高温の場所:30度前後
低温の場所:25度前後
が理想になります。

・ケージ内の湿度について

湿度も重要です。
湿度が低いと脱皮不全の原因にもつながります。
脱皮がうまくできないと脱皮箇所に血流がいかなくなり、その部分が壊死する可能性もあるのです。
昼間の湿度:50~60%
夜 の湿度:70~80%
が理想値になります。
朝に床材に軽く霧吹きをして、夜帰宅したら再び床材に多めに霧吹きをすればある程度調節できます。
日本はわりかし湿度が高いところが多いですので、簡単に調節できるかと思われます。

・餌・水について
・1週間に1度の頻度でM~Lサイズのコオロギ、デュビアを食べるだけ与えると良いでしょう。
※その際はカルシウム剤をふりかけて与えましょう。
・人工フードの場合も食べるだけあたえましょう。

水:1日に1回は交換しましょう。

基本爬虫類は食欲がわかないとき、気分がのらないときは餌に見向きもしません。


・掃除について
虫の食べ残し(足など)、糞をみかけたらその都度掃除をしましょう。


・レイアウトについて

インスタグラムで見た目が可愛いレイアウトをよく目にします。
みているととても楽しいですが、爬虫類が住みやすいのかを考えてレイアウトしましょう。

終わりに

【終わりに】
簡単にはなりますが以上になります。
疑問点など、もっと詳しく!
という箇所がありましたらコメント欄等に残していただければ幸いです。

本日もありがとうございました。

コメント

  1. もんちっち より:

    レオパードゲッコーのモルフでオススメはありますか?

    • りいろ より:

      コメントありがとうございます。
      モルフという書き方をされているということは爬虫類について勉強されてきた方ですね。
      基本的にモルフは自分の好みで選んでよいと思います。
      が、アルビノ個体は黒色色素が弱いらしく光の調整が苦手な子が多い傾向にあるそうです。
      結果、明るいところでは明るさ調節がうまくできずに、よく目が見えないという状態になる傾向が多いそうです。
      極端に心配する必要はないかと思いますが、心配でしたら初めての子はアルビノ以外の子を選んだ方がいいかもしれません。

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