姉と兄がタコ釣りにいったお話し

雑記

タコ釣りに行く、兄と姉

COVIDー19が世界的に猛威をふるうこの御時世。
厚生労働省が掲げた標語の3密(密閉、密室、密集)を避けましょうと世間が色々な形で流れを変えていく中で、兄はそれにうまい具合に適応していったらしいです。
元々好奇心が旺盛で、気になったことにはのめり込むタイプの兄はそれはもう釣り沼に落ちていました。

何が楽しいのか尋ねたところ、
『過程を楽しめ、実益に繋がる。』とのこと。
損得を考えると釣った魚がかけた時間、費用よりプラスになることはないが、釣りたての魚の美味しさはその過程のことごとの全てに勝るそうです。

確かに兄が釣ってきたばかりの魚は美味でありました。

釣り方を考え、魚の捌き方を勉強し、調理方法を学ぶ。
食べることは生きること。
兄らしい趣味だと思ってしまいました。

そして世間がCOVID‐19で大変な中で兄は新しい趣味を見つけ、私はその兄の甘言にのせられ蛸釣りにいってきた姉の成果を今回いただくことになったわけです(そう私は釣りに行っていない。姉から体験談を聞いたわけです。予定が合えば一緒に行きたかった。。。)。

姉『蛸(たこ)釣りに行ってみたいな。』
兄『・・・蛸(たこ)はやめたほうがいい。』

いやいや。釣りのススメを説いた兄に乗せられ妹が申し出を断りやがったよ。この兄は。。。
と最初は思いました。
何でも兄がいうに初心者に蛸(たこ)釣りは難しいとのこと。
行くなら鯵(あじ)が良いと思うという兄の話しを聞かず姉は蛸(たこ)釣りに行きました。

そして結果は1杯とのことでした。

朝早くから船にゆられ、得た成果が一匹なことに
『心が砕かれた・・・』
と姉は言いました。

でも釣りたての蛸(たこ)はとても美味でした。

捌き方工程は簡単です。そして釣り方も単純です(それが難しい奥が深いとのこと)。

蛸(たこ)釣りの準備(道具)

今回得た知識として

【蛸釣り準備編】
1 丈夫な竿(竿先だけは少し柔らかいものがかかった時わかりやすいとのことです。兄は固い棒みたいな竿を使ってましたが感覚がわかりにくいです。)

2 丈夫な糸、そしてリール(柔い糸だと蛸が岸壁に張り付くなどの抵抗時に切れるとのこと)

3 タコエギ、タコジグ、タコテンヤ(タコエギ、タコジグは疑似餌です。タコテンヤは本物の餌をつけたものです)蛸が餌だと認識し覆いかぶさってきたとき上に引き上げると針が蛸に突き刺さり釣れる仕組みとなってます。、皆様工夫をこらしていたみたいです。豚の脂身、魚等を疑似餌等にまきつけていたりするそうな。

4 折れない心
  正直、蛸釣たこつりは初心者向きではありません。
  難しいです。なので何時間も釣れない場合、折れない心が必要なのです。
(姉は今回船で行き周りにいる熟練者たちが蛸を釣っているのをみて、自身は釣れなく何度も心がくじけそうになったとのこと。)

蛸(たこ)の釣り方

【蛸の釣り方編(船)】
1 海底に向かってゆっくりとおもりを付けた仕掛けを落とす(このとき重りの重さ以外の重さを感じたら蛸とのこと。竿をあげ、あげたテンションを緩ませないようにリールを巻き蛸をひっかけましょう。)

2 糸の張り具合がへにょん(糸のテンションが消失)となったら海底に到着です。海底におもりをつけた状態で仕掛けをゆらす等して、蛸(タコ)を誘います。

3 誘い中に重さを感じたら少し待ちましょう。蛸が仕掛けに乗ったと感じたら上に引き上げます。このときあげた竿下に下げたり等テンションを抜いてしまうと  蛸は逃げてしまうとのことです。

4 折れない心(ねがかりと言い、仕掛けが海底に引っかかることがよくよくあるとのことです。仕掛けの予備は必須。それ  と挫けぬ心も必須とのこと。)

蛸(たこ)の捌き方

【蛸(たこ)のさばき方】
1 シメる(蛸の弱点は目と目の中心です。私は調理ばさみを差し込み切ります)
2 蛸のぬめりを塩で除去する。
3 頭をひっくり返し内臓をとる
4 目の部分を切り落とす
5 お湯でゆでる(茹ですぎると身が固くなります)

終わりに

上記が今回の釣りで学んだことです(姉は釣り方を、私は調理方法を学びました)。

参考になりましたら幸いでございます。

次は私が蛸(たこ)釣りにチャレンジです。

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