キジバト猟

狩猟

キジバトを食べたことはありますか?

キジバトを食べたことはありますか?
その問いにほとんどの人が
『食べたことがない。』と答えられるかと思われます。

馴染みがないその食材に恐さを感じる人も多いかもしれませんが、キジバト肉は美味である。と、私は思っています。

キジバト肉、とっても美味しいですよ。

本日はキジバト猟のお話しになります。
※注意事項なのですが狩猟免許(第一種、第二種猟銃)を持っている方、猟銃の所持許可証を持っている方を対象になる話題ですのでご了承ください💦
資格無く狩猟をおこなうと違法になってしまうので注意が必要です。

これはキジバト肉ではありませんが、鶏肉をまるまる一匹買うことって少ないかと思います。
そして肉を自分でさばく機会も少ないでしょう。
狩猟をすると一匹まるまる肉を扱う機会がガッと増えます。
命をいただいていると感じられる機会も多いです。
現代社会において日常生活をおくっていると、命の上に私たちの生命は成り立っているという意識が薄れてしまうことがあるかと思います。
私たちは沢山の生き物(動物、植物)の上に成り立っています。
命に向き合う猟師。
すすんでなってみると楽しいよ!
と、いえるものではありませんが、得るものが大きい資格、行動だと私は思っております。

キジバトとは

ほ~ほ~ ほっほ~
と、独特のリズムで鳴くキジバトの歌声を聞いたことはありますか?

私の書き方で伝わりにくいかもしれませんが、キジバトの鳴き声を調べ聞いてみれば
『あぁ、聞いたことあるある!』
と、思われると思います。

ドバトとの見分け方は羽根の色、首にある模様で見分けることができます。
ちなみにドバトは狩猟鳥に指定されていないので、とらえちゃ駄目です。
ちなみにコチラがドバトです。
首元にキジバトの様な独特の模様は無く、青緑色(本により色の表現が異なっているかもしれません💦)をしています。
羽根にもキジバトの様に鱗模様がないです。

キジバトの生息地

全国で繁殖している鳥です。

人家周辺の公園、林、街中の街路樹と生息域はかなり広いです。

裸木(葉が落ちた立木)、裸木前に田畑というところで、よくみかけるかと思います。

キジバト猟について

生息域が広いキジバトですが、生息域が広くみかけやすいからと、狩りやすい鳥ではありません。


理由①
よく見かける町中ではほとんどの場所で銃猟ができず狩りができません。


理由②
狩猟場にいるキジバトは警戒範囲がとても広いです。30-100m程警戒範囲があり一定の距離を詰めると飛び立ちます。

①、②の理由から難しい対象でほあると思いますが、裸木(葉が落ちた木)、田畑等と色々なところで見負けやすい鳥なので①を避け、②であげた警戒範囲にうまく潜り込み狩猟するといったことは、やりがいがあると思います。

岩陰に隠れながらピョコピョコと顔を出すとキジバト側からは見つかりやすく、キジバトが出現しやすいポイントをみつけたら隠れずに木に背を預け木に一体化するように動かずに待ち構える。等といった手法をとる方がキジバトな気取られにくいそうです。

最後に

もしかしたら今回の記事を読んだ人の中には
『残酷。。。』
と、感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

そして、そのような言葉を面と向かって話されたら
確かに狩猟は残酷な行為と認めざるを得ません。

しかしながら私は狩猟で得た命を無駄にしてはいない。とも返答します。
大切に命をいただき、私の血と肉にしているのです。

猟師になり、命をいただいて生きている。
と、実感しなおす機会が増えました。

私たちは、たくさんの命に生かされて生きています。

おまけ ~猟師減少について思うこと~

私の地域では農作物生産が盛んです。
そして獣たちによる農作物の被害も深刻な地域でもあります。

元々は獣たちの住処を奪ったのは人間なのだからソレは人間の都合でしょ。
と、考えを持つ人もいるかもしれませんが、私たちはココで生きており、これからの世代にも住みよい場所にしていきたいと思ってもいます。
なので私たちの地域ではコレは深刻な問題でもあるわけです。

人間に住処
動物たちの住処

それが今、混ざり合っています。

動物たちがこなくなる工夫も必要かと思います。
それも1つの手段です。

そして別の手段として猟師たちが脅威となり、住み分けをはかることも1つの手段だと私は思うこともあるのです(この考えが正しいかはさておきですが)。


生きること
食べること
猟師になり色々と考えることが増えました。

このことが猟師になって得た、一番の財産かもしれません。

キジバト猟と雑談話でした。

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