猟師になるために必要なこと 2022.10.16時点

狩猟

初めに

狩猟と聞くと皆様はどのようなことを頭に思い浮かべるでしょうか?

原始の時代の様な石器、石弓での狩猟を思い浮かべますか?

それともマタギを思い浮かべるでしょうか?

猟師の知り合いが身近にいないとまったく想像もできないかもしれません。

最近、ニュースや新聞で猟師人口が減っていると、放送されていたり、書かれていたりしますが興味がない人は記憶にもとどめていないかもしれません。

なのでココに来られた人はきっと、少なからず猟師に興味がある方々なのだと思います。

ここでは猟師になるために必要なステップを簡単な記事としてまとめています。
参考になりましたら幸いです。

猟師になるために必要なこと

①狩猟免許
②銃砲所持許可 ※散弾銃猟、エアライフル猟、ライフル猟をやりたい人のみ

が必要になってきます。
順に説明していきます。

①狩猟免許

日本で狩猟をするためには鳥獣保護法に基づき都道府県知事が認定する資格試験をクリアしなければなりません。

都道府県ごとに試験日は異なるので、まずは自分の居住している地区での試験日を把握することからコトは始まります。

大まかな流れは

①受験申込:都道府県ごとに知事が認定する資格なので試験日は地区により異なります。まずは自分の地区の猟友会等で日程を確認しましょう。また受験の際には、狩猟免許申請書の記載だけではなく、医師の診断書、証明写真、受験料等もかかりますので事前チェックをしておくとスムーズかと思います。

②知識試験:
受験申し込みをすると届く【狩猟読本】から出題されます。予備講習会に参加することが合格への一番の近道だと実際に受験してみて感じました。※予備講習については下の方に青字で書いています。受けても受けなくても良いので順番から省きましたが、受けたほうが良いと思います。これを受講するかしないかによって狩猟についての知識、技術への理解は大きく変わり、また受験の合格率も大幅に上がるかと思います。

③適性試験:
視力、聴力、運動に関するテストが行われます。

視力:資格ごとで異なりますが矯正視力を含み0.7以上あればどの狩猟資格でも大丈夫です。

聴力:10m先の人の声が聞こえるくらいの能力があればOKです(まぁ人の声の大きさはまちまちなので参考程度に。。。ちなみに正確に書くと10m先で90dBの警音器の音が聞こえる能力とのこと)。

運動:屈伸運動、四肢の動きをスムーズにできれば大丈夫です。凄い体力をもとめる!といった試験じゃなかったです。

④技能試験:
この試験は取得したい第一種猟銃免許、第二種猟銃免許、わな猟免許、網漁免許により異なりますので要確認です。

②~④は主に1日で実施するかと思います。自分の地区のを調べましょう!
私の地区では②の知識試験合格者が引き続き③④の試験を実施するといった流れでした。

(※予備講習:講習名は地区により様々あるかと思いますが、試験日前に講習が組まれています。これは非常に重要なので自分の地区で講習の日程を確認しましょう。知識試験、技能試験で重要なポイントを学べます。これに参加、不参加で合格率は大幅に変わります。というかコレを受講しないと技能試験でほとんどの人が落ちると思います。)

試験の中では狩猟対象動物か否かをイラスト見て判別する試験もあります。
興味をもって受験に臨んでいる人がほとんどかと思いますので、捉えようによっては楽しい試験かもしれません。

②猟銃の所持許可について

第一種猟銃&第二種猟銃の狩猟免許を取得したら猟銃を購入できるわけではないので注意が必要です。

少し面倒だと感じられるかもしれませんが、狩猟免許と銃砲所持許可は別物です。

銃砲の所持許可は公安委員会から銃砲の所持許可を受けなければなりません。

また【銃が持てない欠格事項】があり、銃砲の所持許可制度では、銃砲を所持することができない人を定めた欠格事項と呼ばれる決まりがありますので確認しておきましょう。

上下二連、水平2連、自動銃、空気銃にも様々な種類があります。
どのような狩猟をするのかによって適性が変わってくるかと思います。

②銃砲所持許可のおおまかな流れ

これは自分の地区の警察署で確認するのが一番確かかと思いますので、そこで確認しましょう。
これは参考までに読んでいただけたら幸いです。
ちなみ下記の流れは第一種猟銃免許の場合の流れになりますのでご了承ください。

👇おおまかな流れです👇
1 猟銃等講習会 受講申請→私は自分の管轄する警察署で申請しました。受講料を支払うと講習で使用する教本を渡されました。また簡単な面接がありました、職業、犯罪歴、家庭事項などの質問を受けます。また欠格事項に関する話しもありました。ちなみにここで嘘をついて銃砲の所持許可をうけようとしても先の行程で身辺調査がありますので嘘はばれるかと思います。また嘘を通せても得をすることはないので取得できないよう件がありましたら問題を解決するか、素直に諦めることも必要かと思われます。。。

2 猟銃等講習会 初心者講習(筆記)→事前勉強は必須です。講習終了後に筆記の確認テストがありましたが9割点数を取らないと講習修了証明書をもらうことができません(私の時は50問の○×式テストでした)。受講申請時にこのことは説明されてなかったので、読み込んでいない人、事前に講習について調べていない人は落ちてしまうかと思います。

3 教習射撃 受講申請→申請をすると約1カ月ほどかけて身辺調査があります。

4猟銃用火薬類等譲受許可申請教習射撃の予約→:教習射撃で使用する散弾実包を購入するための許可証の申請等を行います(これは警察署でやります)。 教習射撃の予約は教習射撃を行う射撃場の予約を自分自身で行わなければなりません。

5 射撃教習 実技→実技試験です。初めての射撃に緊張するかと思いますが練習も設けられているのでしっかりと練習し実技試験に臨みましょう。クレー射撃で25発中2発命中させれば合格です。これが難しかったりするので心して臨みましょう。それと費用は場所にもよるかもしれませんが3~4万円程かかります。 ※イヤーマフの様な耳を保護するものを用意しておくといいと思います。耳のダメージは極力減らす装備は整えている方がよいです。また大きな音を遮断し、人の声は聞こえるものでないと練習中のアドバイスを聞きながらできないので、今後の狩猟の時のことも考え、そのような機能が備えられているものを購入検討した方が良いと個人的に思います。
以下に商品を貼りますので参考にみていただけたら幸いです。



6 銃砲の仮押さえ→教習終了証明書の有効期限である1年以内に、所持したい銃砲の仮押さえをし譲渡等承諾書なる書類を作成してもらい、警察署に届け出ます。また自宅保管を考えている場合、ガンロッカー、装弾ロッカーを購入する必要がでてきます。

7 所持許可申請、そして再び身辺調査→銃砲店で書いていただいた譲渡等承諾書とともに、必要書類を用意(管轄の警察署に必要書類は確認しましょう)し申請をします。そして再び身辺調査が入ります。

8 銃砲所持許可証を受領→許可が下りたら許可証を受け取りに行きます。そうしたら仮押さえしていた銃砲を引き取り、引き取ったら14日以内に管轄の警察署の生活安全課に所持する猟銃の情報を書き込みに行くことになります。ここらへんは警察署からしっかりとした説明をされると思うので忘れないようにしましょう。

9 今後、年1回の銃砲検査、所持許可の更新などがありますので注意していきましょう。

大まかな流れはこんな感じです。

終わりに

年々、猟師の高齢化が進んでいるとの記事を目にしたことがあります。

そして日本の鳥獣被害も深刻なものがあります。

猟銃を扱う、狩猟を規制なく普及させることはできませんが、猟師の魅力を伝えていかないと、猟師の文化は途絶えていってしまうことでしょう。
日本の6~7割は森林が占めています。
野生動物の住処を奪っているのは人間かもしれませんが、私たちもこの日本で生きていかねばなりません。

共存というと少し傲慢な捉え方かもしれませんが、猟師の役割は大きいと思うのです。

少しずつ、狩猟日記をつけていこうかな。
と、誰かの参考になれば幸いかな。と、今後はそのような記事も書いていこうかと思います。

狩猟に必要な能力は体力だけではないようです。
獲物を判別する能力、安全管理能力、歩きにくい道を動き回る能力、色々とあります。
学びながら、様々なアウトドア要素がからんだ、奥深いアウトドアだと思いました。

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