兄が鮟鱇あんこうをまるっと買ってきました。
兄が鮟鱇を購入してきました。
しかも丸々1枚です(魚の数え方って難しいです。平たい魚は1枚2枚でよかった気もするのですが間違っていたらスミマセン)。
個人的な率直な感想ですが、鮟鱇ってそこらへんで手に入るものなんだ。。。
と思いました。
思い返せば兄は『あん肝が安く手に入った~』とか言いながら、私が珍しいと思う食材とかをちょくちょく購入し、料理を楽しんでいました。
兄曰く『食べたことない食材があると食べてみたくなる。』とのこと。
そして兄が購入してきた鮟鱇がコチラ。
丸っと鮟鱇です。恐い見た目です。
どぶ汁の材料について
本日は兄が調理した
【鮟鱇のどぶ汁】についてのお話しになります。
さてはてどぶ汁とそれを聞いたとき
『どぶ?』と疑問符がわきましたが
どぶには『すべて』という意味があり、鮟鱇のすべてを入れることからそう呼ばれていたりと名前の由来は色々と所説あるそうです。
鮟鱇のどぶ汁1枚
材料
鮟鱇×まるまる1枚
好きな野菜等(白菜、椎茸、ゴボウとか鮟鱇に合いそうなものを用意してください。)
(兄は白菜、椎茸、ゴボウ、豆腐、葱を使用していました。)
調味料
料理酒(大さじ2~3)
味噌(味をみて好きな量をとのこと)
水分は野菜&鮟鱇に含まれているもので十分とのことで使用しませんでした。
鮟鱇あんこうのさばき方と調理方法について
まず始めに。。。
・鮟鱇の歯は切れ味良いので御注意くださいませ!
・こぶりの鮟鱇なのでまな板上でさばきます。吊るし切りの紹介ではないので悪しからずご了承くださいませ。
⓪野菜たちは最初に切って用意しておく
野菜を食べやすく切っておきましょう。最後に鍋へ投入します。
①鮟鱇のお腹に包丁を入れていきます。
鮟鱇はとても柔らかい魚です。切りにくいかと思いますが切れ目を入れたら少し皮を持ち上げるようにしながら内臓関係に傷を入れないように切っていくのが良いとのことです。
②ひれ、尾びれを落とす。
見たまんまです。切り落とします。切った後に兄から①と②は逆の手順で行うのがいいと聞きました。
③内臓系統を綺麗に取り除いていく。
内臓を取っていきます。
取り除いたあん肝部分の血管にそって包丁を添わせ血を取っていくのが良いとのことです。
あん肝部分(内臓)はボウルに水をはり、料理酒(30~50ml)+塩1つかみにひたし、
30分~1時間おいておくのが良いとのことです。浸した内臓系統の水分は綺麗にふき取りましょう。
④頭と身体を切り分けます。
⑤切り分けた頭部分の皮をはぎ取ります。
左右のどちらか指で刺している部分に切れ目を入れたら、反対部分まで切れ目を入れて手ではぎとります。
このように割かし簡単にむけます。
鮟鱇の歯と、のどにある棘みたいな部分にご注意を!
⑥口を落とします
鮟鱇の口を切り落としていきます。
それと喉元の棘部分も危ないので切り落とし捨てましょう。
⑦切った具材を適度な大きさにカットして湯通ししましょう。
さっと湯通しします。臭みをとる作業とのこと。兄は本当にさっと湯通ししてました。
1~2秒ぐらいでした。
⑧下味(鍋汁~どぶ汁~)を作る。
あん肝に少量の料理酒をくわえ溶かしていきます。
火力強いと焦げるので御注意を。
⑨汁ができたら切り分けた鮟鱇と野菜たちを投入
焦げないように最初は弱火で様子をみつつ火入れをしていきます。
⑩調節したら完成です。
ある程度加熱したら味をみながら味噌で味を調節して完成です。
番外&終わりに
番外
このような部分に寄生虫が多いとのことです。兄はしっかりと熱を通せば食べられる!と言っていましたがそれを聞いていた嫁に怒られて廃棄してました。食べる方は自己責任で加熱して食べてみてください。
鮟鱇を一匹さばくなんて無理!!!
と思われるかもしれませんがやってみると意外とできるものです(兄が言っていました)。
私も今度挑戦してみようかと思います。
鮟鱇を使用した どぶ汁美味しいですよ。
近所のスーパーで鮟鱇をみかけました挑戦してみるのもいいかもしれません。
本日の記事は以上になります。
参考になりましたら幸いでございます。
ありがとうございました。
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